家計調査とは?
家計調査は世帯の収入や支出の動向を表す総務省が公表している統計です。全国約9千世帯を対象に、家計の収入・支出・貯蓄・負債などを毎月調査しています。項目別の支出動向や所得、持ち家率など様々なデータが含まれていますが、中でも二人以上世帯の消費動向を表す「消費支出指数」が最も注目されています。
二人以上世帯の実質消費支出(季節調整済み)
ポイント
- 二人以上世帯の世帯あたり消費動向を表す指数です。
二人以上世帯の実質消費支出(住居等を除く)
ポイント
- 家計調査はサンプル数が少ないため(約9千世帯)、住居などの高額商品への支出は振れがかなり大きくなります。そのため、通常の消費支出指数とは別に「住居などを除く消費支出指数」が注目されることもあります。
- この指数では「住居、自動車等購入、贈与金、仕送り金」の4項目が通常の消費支出指数から除かれています。
項目別の消費支出動向
消費支出指数は主な項目別の支出動向を表す指数も公表されています。公表されている項目は食料、住居、水道・光熱、家具・家事用品、被覆及び履物、保健医療、交通・通信、教育、教育娯楽、諸雑費の10種類です。
長期のトレンドで①支出が増えている項目、②あまり変わっていない項目、③減っている項目の3つに分けてそれぞれの支出動向をまとめてみました。